ブルックナー/メモランダム⑥の3ー座右の伝記本

 最近、ブルックナーについての本が多く出版されています。田代櫂『アントン・ブルックナーー魂の山嶺』(2005年 春秋社)、門馬直美『ブルックナー』(1999年 春秋社)、福原文彦『ブルックナー伝説』(1996年 近代文化社)といった日本人の手になるものから、エルヴィン・デルンベルク『ブルックナーーその生涯と作品』(1999年 白水社)、ヴェルナー・ヴォルフ『ブルックナーー聖なる野人』(1989年 音楽之友社)、カール・グレーベ『アントン・ブルックナー』(天野晶吉訳1986年 芸術現代社)などです。
 
 私が手元に置いているのはH.シェンツェラー『ブルックナー 生涯/作品/伝説』(山田祥一訳1983年 青土社)です。訳者のあとがきでは、この段階までの類似本として、前記のデルンベルグの著作(和田旦訳1967年)のほか、オスカー・レルケ『ブルックナー=音楽と人間像』(神品芳夫訳1968年 音楽之友社)ほかがコメントされています。
 
 訳者解説では本書の初稿は1970年にイギリスで出版され、「ブルックナー賞」(Bruckner Medal Honour)を受けているとのことですが、本書は写真も多く文章も平明でとても読みやすい本です。もっとも⑥の1でふれた土田英三郎氏の文庫本は、本書を参考文献のトップに掲げていますので、土田氏の本を読んでさらに興味がそそられたら手にとるといった順で良いと思います。
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