ブルックナー/メモランダムⅢ⑧の4-古き名盤

 1983年から93年までの「3時点」における各曲の名盤は⑧の1~3のとおりですが、時点間の違いや特定の曲での頻出を無視して、6曲×上位3位(同順位1あり)×3時点の55サンプルで、指揮者別、オーケストラ別にランキングをしてみました。
 
1.指揮者


ランキング  登場回数  備考  

1 カラヤン  10回 (3番、4番、5番、7番、8番、9番)


2 ベーム    8回 (3番、4番、7番)  


3 ヨッフム    7回 (3番、4番、5番、8番) 


4 <7名>   3回  インバル、クナッパーツブッシュ、ハイティンク、
             プロムシュテット、マタチッチ、シューリヒト、
             ジュリーニ 


5 <3名>  2回 ワルター、バレンボイム、フルトヴェングラー


6 <3名>   1回 ケンペ、クレンペラー、ショルティ   


 カラヤンが全番に登場、またベームとヨッフムがこれに続いていることがわかります。カラヤンは10/55の占有率ですから圧倒的ですが、これ以降、ブルックナーに限りませんが、リスナーの聴き方の深化や嗜好の多様化がすすみ、今日ではだいぶ受けとめ方はかわっているでしょう。ここはあくまでも振り返ってみた「古き名盤」というアプローチですが、本誌発刊の1993年といえば、日本におけるフルトヴェングラーやクナパーツブッシュの一時の異常とも言えるブームが峠を越えた時期にあたっているのかも知れません。

 

2.オーケストラ


ランキング     登場回数   備考 


1.ウイーンpo      17  (ベーム、シューリヒト他)


2.ドレスデン国立o   10  (ヨッフム、プロムシテット他)

  ベルリンpo      10  (カラヤン、フルトヴェングラー)


4.シカゴso        5  (バレンボイム、ジュリーニ他)


5.フランクフルト放送so 3  (インバル)

  チェコpo        3  (マタチッチ)


               2  コロンビアso、コンセルトヘボウo、
                  ミュンヘン

              ニューフィルハーモニーo


 ブルックナーの多くの交響曲を初演しているウイーンフィルの面目躍如といったところでしょうか。ドレスデン、ベルリンフイルが同順位でこれに続きますが、シカゴが健闘しているのも特色です。フランクフルト、チェコフィルは指揮者の個性が光ります。
 

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