ブルックナー/メモランダムⅣ④ーW.フルトヴェングラー(1)

 ダニエル・ギリス編(仙北谷晃一訳)『フルトヴェングラー頌』(1969年 音楽之友社)から、フルトヴェングラーについてブルックナーの演奏についてランダムに拾遺してみます。 
 
■カール(カルル)・ベーム
・・・彼の後、誰がブラームスの≪第4≫のパッサカリアやブルックナーあるいはベートーヴェンのアダージョを敢えて指揮しようと思うでしょう。(p.38)
 
■ジェフリー・シャープ <音楽評論家>
・・・(到達した最高峰の演奏例として、ベートーヴェンの第9番とともに)ザルツブルクで1949年に演奏された、ブルックナーの≪第8交響曲≫だった。(p.58)
 
■フリッツ・ゼードラク <ウイーン・フィル コンサートマスター>
・・・「滑らかに(グラット)」という言葉は、リハーサル中ことに彼の口をついて出てくる言葉であった。ブルックナーの交響曲で、あれほど類希な成功を収めたのは、変化の扱い方のうまさによる。時に楽節が四角い石のように並んでいるように思われる時でも、そのしばしば扱いにくい終楽章を、一つの統合された全体へと溶接してゆくことが、彼には可能だった。(pp.77-78)
 
■クラウディオ・アラウ
・・・(フルトヴェングラーは)何を演奏しても、そのすべてを、知り尽くしておりました。(ドビュッシーを絶賛したあと)ベートーヴェン、ブラームス、ブルックナーは、言うまでもありますまい。(p.134)
 

■パウル・バドゥーラ=スコダ
・・・ルツェルンでのブルックナーの≪第7≫など、いつまでも忘れることができないでしょう。(p.22)
 

■エンリコ・マナルディ

・・・死に先立つ数ヶ月前、ルツェルン音楽祭での、最後のコンサートを、思い起こしながら、この文を閉じたいと思います。プログラムには、ブルックナーの≪第7交響曲≫とありましたー純化されて、神々しいまでに天国的なあの演奏!あの作品を演奏するのは、これが最後だと、彼自身が知っていたかのようでした。(p.213)
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