ブルックナー/メモランダムⅦ⑦ークリスマス・イブ

 今日はクリスマス・イブの日曜日です。近くの教会に行ってクリスマス・コンサートを聴いてきました。残念ながらブルックナー・プログラムではありませんでしたが、教会の残響の長い音楽空間に身をおいてオルガンの響きに包まれ、ハレルヤの合唱では信者の方々の厚いハーモニーの高揚に心動かされるとき、ふと、ブルックナーの音楽を思い出しました。
 私にとっては非日常的な体験が、ブルックナーにとっては日常的な経験の積み重ねであったことを考え、また、祈祷や聖書の朗読に耳をすませることも彼にとってはきっと空気のような自然さであったことでしょう。
 歴史的、文化的、宗教的な伝統の違いは、西欧と日本でどんなに異なっているかは言うまでもありませんが、にもかかわらず、教会でブルックナーの音楽に連想をはせる日本人が少なくないことも事実でしょう。敬虔な信者ではない自分のような者でも、教会音楽を聴くことでブルックナーの疑似「追体験」を思ってしまう・・そのくらいの受容能力は平均的な日本人にはあるのかも知れません。駄文、乞許。
広告
カテゴリー: 魅力の源泉 パーマリンク

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Google+ フォト

Google+ アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

%s と連携中