ブルックナー/メモランダムⅧ⑩ 交響曲第9番、テ・デウム

ブルックナー / 交響曲第9番&テ・デウム

  1. Feierlich. Misterioso
  2. Scherzo. Bewegt, lebhaft – Trio. Schnell – Scherzo
  3. Adagio. Langsam, feierlich 

  管弦楽団の「演奏の質」なら、これよりも良いものはいくらもあります。また、朝比奈の演奏に限定しても、大阪フィルの方が粒が揃っていて良いとの意見もあると思います。しかし、91年3月16日東京渋谷のオーチャードホールでのこのライヴ盤を聴いていると、この指揮者がブルックナーという作曲家の良さをとことん見切っていたのではないかと確信を持てます。

  美しく、そして力強いブルックナーです。演奏の巧拙など、この美しい真剣な演奏のまえでは、「どうでもいいだろ!」と言いたくなります。朝比奈がもっと早く世界に知られていたら、世界中にもっと広範なファンができたでしょう。いまでも世界中のブルックナー好きのリスナーに一度は、日本人のこの演奏家に耳を傾けてほしいとも思います。

 ブルックナーの遺言どおりに、テ・デウムも同日の演奏です。しかし9番の余韻に浸りたいなら3楽章で止めてもよいでしょう。人それぞれの聴き方、楽しみ方ができる点でも好ましいセットです。

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