ブルックナー//メモランダムⅣ⑩ー目次<総括>

 ①では「大家の呪縛」というタイトルで、ブルックナー演奏に限らず、往年の名指揮者にくらべて、今日のブルゾン達が、実に大変な時代に生きていることについて書きました。大上段に構えれば、これは、専門分化がすすみ、厳密な方法論が前提とされ、その一方、包括的、総合的な認識がもちにくくなっている今日の世界が、クラシック音楽界、とりわけ指揮者にもあてはまるということかも知れません。
 
 ②では「分析的演奏の嚆矢」というタイトルでシノーポリについて書きました。かつてブルックナーの第4交響曲の実演も聴いたことのあるシノーポリは好きな指揮者の一人です。①との関係では、大御所的な大胆さの時代が去り、先進的な解釈、現代的なアプローチに特色のあるシノーポリですが、それだけではなく、時に、一種天才的な閃きも感じます。そこが魅力です。
 
 ③ではティーレマンを取り上げました。鬼籍に入った大指揮者ばかりではなく、今日的な意味で、注目される指揮者は誰か。昨年は、メストに一時期、はまっていましたが、ティーレマンも良い演奏です。こうした発見もまた楽しい哉、ではありますが、聴き比べていると、いつしかまたクナッパーツブッシュなどに戻ってしまうのは、好みの問題なので仕方がないでしょう。
 
 ④は年末で、ヨハン・シュトラウスについて書きました。そう言えば最近、読み直した本で面白い一説がありました。口さがないウイーンあたりのジョークで、R.シュトラウスについての悪口なのですが、「リヒャルトなら、ワーグナーにしとけ。シュトラウスならヨハンにしとけ」というのがあるそうです。それはさておき、ヨハン・シュトラウスのメロディ創造力にはすごいものがあります。
 
 ⑤はブルックナー指揮者論をやりました。もっと取り上げるべき指揮者もあり、また、より掘り下げるべき視点もありですが、最近の雑感をこめて書きました。名前だけでは47士くらい出てきます。別にこの時期放映されていた忠臣蔵に影響されたわけではありません。
 
 ⑥はHMVでの上位ランキングを、⑦ではいまさらながらですが、ブルックナー交響曲のいくつかの特色を取り上げています。
 
 さて、⑧ですが、久しぶりに、You Tubeをチェックしました。以下の6つを掲載しました。最後の⑨は雑誌「音楽現代」でのブルックナー検索結果です。
 
<⑧1~6のリスト>
1.カラヤンのブルックナー交響曲第8番(1944年)
2.チェリビダッケのブルックナー交響曲第6番(1991年)
3.ヴァントのブルックナー交響曲第9番(1988年) 
4.クナッパーツブッシュのブルックナー交響曲第5番(1956年)
5.ヴァントのブルックナー交響曲第4番(1990年)
6.ヨッフムのブルックナー交響曲第7番(1986年)
広告
カテゴリー: インデックス パーマリンク

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Google+ フォト

Google+ アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

%s と連携中