ブルックナー//メモランダムⅥ② 最近の鑑賞記録

チェリビダッケ ブルックナー9番


 チェリビダッケのブルックナー交響曲第9番の録音は、少なくとも以下の3つが入手可能である。
1.録音:1969年5月2日 トリノRAI交響楽団 
2.録音:1974年4月5日 シュトゥットガルト、リーダーハレ(ライヴ) 
3.録音:1995年9月10日 ミュンヘン・フィル(ライヴ) 

  最近耳にしたのは2であるが、重厚かつ真に厳しい感性が全体から伝わってくる。ライヴ演奏であり、楽器の細かいミスもあるけれど、そんなことは気にならない迫真力が前にでている。

 特に終楽章の充実ぶりには舌を巻く。かつて、8番のライヴを東京で聴いた時も感じたが、チェリビダッケのブルックナーの終楽章はどれもちょっと異様な緊張感が支配する。陳腐な今風な言い方だが、独特の「オーラ」が支配する。ここまで高密度で内的な力の籠もった演奏ができるということは、偶然ではありえない。いかに、チェリビダッケがブルックナーを、そしてこの曲を自家薬籠中のものとしていたか・・・、ふたたび陳腐な言い方ながら「驚異的」という言葉がふさわしい。

広告
カテゴリー: 名指揮者 パーマリンク

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Google+ フォト

Google+ アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

%s と連携中