謹賀新年

 昨年、聴いたCD、FMの演奏で、これはと思ったのは、まず、4番でケント・ナガノの第一稿のものです。 

【以下は引用】

HMV レビュー

ブルックナー:交響曲第4番『ロマンティック』1874年第1稿

ケント・ナガノ&バイエルン国立歌劇場管弦楽団

ケント・ナガノ自身「自分の故郷はモントリオールとミュンヘン」と語っている通り、2006/2007年シーズンから音楽総監督を務めるバイエルン国立歌劇場は、彼の音楽活動の中心の一つで、今回のブルックナーは、就任後2シーズンを経てますます評価を高めているこのコンビによる初のレコーディングとなります。

 ケント・ナガノは、故ギュンター・ヴァントに私淑し、ヴァントの演奏会やリハーサルを熱心に聴き、ヴァントとの対話を通して、ブルックナー作品の指揮に関する先人の智慧を習得しています。すでに彼のブルックナーは、ベルリン・ドイツ交響楽団との第3番、第6番と第8番があり、いずれも重量級ながらも明晰さを失わない演奏によって高い評価を得ています。

 今回は、200年以上の伝統を守りつつ、ドイツ特有の深々とした響きと、歌劇場のオーケストラならではの機能性の高さが結びついたバイエルン国立歌劇場管弦楽団との録音となります。

 ケント・ナガノは、独創的なブルックナーの筆致が最も生かされてとして、ブルックナーが最初に構想した第1稿版を使用してレコーディングに臨んでいます。

 初演時には、この独創的な初稿は聴衆に理解されず不成功に終わりましたが、近年はこのヴァージョンへの評価が高まり、インバルやギーレン、ロジェストヴェンスキー、ロペス=コボス、ノリントン、デニス・ラッセル・デイヴィス、シモーネ・ヤングなど注目すべき録音が登場するようになって来ました。

【収録情報】

・ブルックナー:交響曲第4番変ホ長調『ロマンティック』(1874年第1稿)

 バイエルン国立歌劇場管弦楽団(国立管弦楽団)

 ケント・ナガノ(指揮)

  録音:2007年9月、ミュンヘン

http://shokkou.blog53.fc2.com/blog-entry-278.html

  7番のライヴではブロムシュテットがN響を振ったものを、FMで聴きましたが、これはいわゆる「伝説のライヴ」といった評判になるような迫力でした。

 https://mituhirousui.wordpress.com/2011/10/23/%e3%83%96%e3%83%ab%e3%83%83%e3%82%af%e3%83%8a%e3%83%bc%e3%80%80%ef%bd%8e%ef%bd%88%ef%bd%8b%e3%80%80%e3%83%96%e3%83%ad%e3%83%a0%e3%82%b7%e3%83%a5%e3%83%86%e3%83%83%e3%83%88/

 8番のライヴでは、シャイー/ゲヴァントハウス管弦楽団の日本公演。こちらも第3楽章は少し弛緩気味ながら、なかなかの熱演でした。

http://www.nhk.or.jp/classic-blog/200/76715.html

 同じく8番ライヴでは、ティーレマン/シュターツカペレ・ドレスデンも力作です。

【以下は引用】

HMV レビュー

=エディション・シュターツカペレ・ドレスデン=

話題の2009年9月公演がSACDで登場

ティーレマン&シュターツカペレ・ドレスデン/ブルックナーの第8交響曲

ファビオ・ルイージの後任として、2012年よりシュターツカペレ・ドレスデンの首席指揮者に就任する予定のクリスティアン・ティーレマン。これに先立って、2009年9月にゼンパーオーパーで行われたブルックナーの第8交響曲の模様を収めたアルバムがProfilよりリリースされます。

【当代を代表するブルックナー指揮者ティーレマン】

「ドイツの正統的伝統を継承する最右翼」として、期待を一身に背負うクリスティアン・ティーレマンは、日ごろからブルックナーへの熱い思いを語っているとおり、これまでに実演、録音の両面でその存在感を十分に示しています。

 つい最近のリリースでも、2004年以来音楽総監督を務めてきたミュンヘン・フィルと行ったライヴで、2006年の第7番と2008年の第4番『ロマンティック』とを収録した映像作品(C major 701908)のなかで、その進境著しい姿を確認することができます。

【シュターツカペレ・ドレスデンによる録音の数々】

シュターツカペレ・ドレスデンもまた、ミュンヘン・フィルと並んでやはり長らくブルックナー演奏の伝統を培ってきたことで知られる名門。名レコーディングも数多く、第8交響曲については、シュターツカペレ・ドレスデンは、全集企画として1976年にオイゲン・ヨッフムとセッション録音、1994年にシノーポリとセッション録音、そして2002年にハイティンクとライヴ録音しています。

 ちなみに楽譜について、ヨッフムとシノーポリのノヴァーク版に対して、ハイティンクはハース版を使用しています。ティーレマンは過去の実演では、2007年にウィーン・フィルとはハース版を、2008年にベルリン・フィルとはノヴァーク版を使用していることから、ここでの演奏にハース版を選択しているのも興味深いところです。

【おおきな期待をつなぐティーレマン&シュターツカペレ・ドレスデンの顔合わせ】

ティーレマンが、2010年3月にミュンヘン・フィルとの来日公演でも取り上げて、おおきな話題を提供したブルックナーの交響曲第8番。上記のように実演でも頻繁に取り上げ絶賛を浴びているティーレマン自信のプログラムであり、このたびのドレスデンでの公演も大成功と「Musik in Dresden」ほか地元各紙で大きく報じられています。

 じっくりと遅めのテンポを基調に途方もないスケールで、さまざまなオケとブルックナーの名演奏を繰り広げてきたティーレマンですが、このたびばかりはシュターツカペレ・ドレスデンの魅力に帰するところが少なくないものとおもわれます。じっさい、深みを湛えた弦楽セクションに特徴的な、このオケの味わいゆたかなひびきには格別のものがあり、この顔合わせの今後に期待をつなぐ注目の内容といえるでしょう。

【収録情報】

・ブルックナー:交響曲第8番ハ短調WAB.108(ハース版)

 シュターツカペレ・ドレスデン

 クリスティアン・ティーレマン(指揮)

 録音時期:2009年9月14日

 録音場所:ドレスデン、ゼンパーオーパー

 録音方式:DSDレコーディング(ライヴ)

 最後に9番では、2011年11月30日のノイホルト/群馬交響楽団のライヴのFM放送分が手元にありますが、これは12月26日放送なので、まだ聴いていません。

 https://pid.nhk.or.jp/pid04/ProgramIntro/Show.do?pkey=001-20111226-07-88621

今年も宜しくお願いします。2012年 元旦 

 (参考)

以下は各年の年始感想です。

 ◆2011年1月1日

https://mituhirousui.wordpress.com/2010/12/31/%e8%ac%b9%e8%b3%80%e6%96%b0%e5%b9%b4-3/

 ◆2010年1月1日

https://mituhirousui.wordpress.com/2009/12/31/%e8%ac%b9%e8%b3%80%e6%96%b0%e5%b9%b4/

 ◆2009年1月2日

https://mituhirousui.wordpress.com/2009/01/02/%e3%83%96%e3%83%ab%e3%83%83%e3%82%af%e3%83%8a%e3%83%bc%e3%83%a1%e3%83%a2%e3%83%a9%e3%83%b3%e3%83%80%e3%83%a0%e2%85%a1-%e2%91%a0%e3%83%bc%e8%ac%b9%e8%b3%80%e6%96%b0%e5%b9%b4/

 ◆2008年1月1日

https://mituhirousui.wordpress.com/2008/01/01/%e3%83%96%e3%83%ab%e3%83%83%e3%82%af%e3%83%8a%e3%83%bc%e3%83%a1%e3%83%a2%e3%83%a9%e3%83%b3%e3%83%80%e3%83%a0%e2%85%a9%e2%91%a2%e3%83%bc%e3%82%af%e3%83%8a%e3%83%83%e3%83%91%e3%83%bc%e3%83%84%e3%83%96/

 ◆2007年1月1日

https://mituhirousui.wordpress.com/2007/01/01/%e3%83%96%e3%83%ab%e3%83%83%e3%82%af%e3%83%8a%e3%83%bc%e3%83%a1%e3%83%a2%e3%83%a9%e3%83%b3%e3%83%80%e3%83%a0%e2%85%a6%e2%91%a7%e3%83%bc%e8%81%b4%e3%81%8d%e3%81%9f%e3%81%84%e6%bc%94%e5%a5%8f/

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