ブルックナー 第5番 アイヒホルン 備忘録

ブルックナー:交響曲第5番

 アイヒホルンもブルックナー指揮者の一角をしめ、リンツ・ブルックナー管弦楽団との諸作品が残されている。ヴァント、朝比奈隆らとともに晩年、特にその動静が注目された。、ブルックナー演奏に関しては、「長生きは指揮者冥利」とでもいうべきか。ヴァントはベルリン・フィルを、朝比奈はシカゴ響を、そしてアイヒホルンはこのバイエルン響を振って話題を集めた。本盤はその代表的な1枚である。

  1990年、聖フローリアン教会でライヴ収録した5番。生き生きとした息吹は「老い」というより「老練」という言葉を惹起させる。端整、オーソドックスな解釈で、第1楽章の充実ぶりに特色があり、4楽章全体の力の入れ方のバランスが実に良い。その一方、第4楽章は引っぱるところは思いっきり伸ばし、残響豊かにブルックナー・サウンドを展開する。小刻みにアッチェレランドやリタルダンドも駆使する場面もあるけれどそう不自然さは感じない。テンポに関して小生の好みから言えば、いささか遅すぎ、ときに緊張感を削ぐけれど、実演に接しているリスナーには別の感動があったのかも知れない。

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