ブルックナー特集 これが名演

Bruckner: The Symphonies

以下は別ブログ「ブルックナー特集~これが名演」の掲載分です。全4回をまとめてここに書きますが、各回の画像の横のタイトルをクリックするとAmazonの演奏評(織工)に行きます。ご関心のあるものをどうぞ!

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ブルックナーについて、どのオーケストラで聴くかは興味深い話題です。 ブルックナー受容初期において、名門ベルリン・フィル、ウィーン・フィル といえばフルトヴェングラーやクナッパーツブッシュの名前が真っ先に浮か びます。

では、いまもヨーロッパ三大オケの一角、コンセルトヘボウはどうでしょうか。 当時アムステルダム・コンセルトヘボウ(いまはロイヤルに冠がかわっていま す)でブルックナーを積極的に取り上げていたのがベイヌムです。

ベイヌムが築いた伝統は、その後、ヨッフム、ハイティンク、シャイーらに 引き継がれていくわけですから、その功績は大なるものがあります。

→ブルックナー特集 これが名演 その1

http://shokkou3.blogspot.jp/2016/06/blog-post_18.html

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ベルリン・フィルは、フルトヴェングラー、クナッパーツブッシュ後、ブルックナーの録音はヨッフム、カラヤンを中心に行っていきますが、他方、ウィーン・フィルで特定演目ながら、非常な名演を送り出したのがベームです。

もちろん、ブルックナー受容がすすんでくると多くのユニークな演奏もでてきます。オールド派と言っては怒られそうですが、大胆な仕振りで日本でも大変人気のあったマタチッチ、逆にブルックナー解釈に新たな視座をあたえたインバルなど多彩な音源もブルックナーの魅力です。

しかし、新解釈や新校訂に過度にとらわれるのも問題で、たとえば、ラトルの9番の第4楽章などは、あまりに貧弱でゲテモノ的に響き、がっかりした経験もあります。

→ブルックナー特集 これが名演 その2

http://shokkou3.blogspot.jp/2016/06/blog-post_60.html

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ブルックナー演奏で小生が好みなのがシノーポリとテンシュテットです。行き方は大いに違っていて、分析的なシノーポリに対して奔流の如きテンシュテットなのですが、両者ともにブルックナー音楽の本質に迫ろうする姿勢を感じます。中途半端ではなく、確固たる信念をもったスタンスですし、背後にはブルックナーの音楽への深き傾倒もみてとれるような気がします。

ブルックナーに限りませんが、老境にいたっていぶし銀のような名演を残した指揮者も列伝に入っています。シューリヒト、ヴァント、朝比奈隆、スクロヴァチェフスキなどですが、シノーポリは壮年期に急逝し、テンシュテットも晩年は重篤な病気との闘いで思うような活動ができませんでした。

つまり、この2人は老熟というプロセスのない指揮者です。しかし、長生きすれば皆、老熟とも言えません。カラヤンやチェリビダッケの晩年のブルックナーは両指揮者ともに己が芸風の完成を目指しているようなところはありますが、若き日の演奏との比較で、どちらに軍配を上げるべきかは評価がわかれるでしょう。その意味では、シノーポリとテンシュテットの壮年期、円熟期の演奏でのピリオドは惜しまれつつも、一種完結的でよいのかも知れません。

→ブルックナー特集 これが名演 その3

http://shokkou3.blogspot.jp/2016/06/blog-post_55.html

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ブルックナーを聴くならその響きの深さからドイツ(オーストリー)の楽団で、とよく言われますが、それ歴史と伝統をシュターツカペレ・ドレスデンとともに今日継承しているのが、名門ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団です。

そのカペルマイスター(一部はEhrendirigent)の系譜は以下のとおりです。

1895~1922年 アルトゥール・ニキシュ(Arthur Nikisch)

1922~1928年 ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(Wilhelm Furtwängler)

1929~1933年 ブルーノ・ワルター(Bruno Walter)

1934~1945年 ヘルマン・アーベントロート(Hermann Abendroth)

1946~1948年 ヘルベルト・アルベルト(Herbert Albert)

1949~1962年 フランツ・コンヴィチュニー(Franz Konwitschny)

1964~1968年 ヴァーツラフ・ノイマン(Václav Neumann)

1970~1996年 クルト・マズア(Kurt Masur)

1998~2005年 ヘルベルト・ブロムシュテット(Herbert Blomstedt)

2005~2016年 リッカルド・シャイー(Riccardo Chailly)

2017年~     アンドリス・ネルソンス(Andris Nelsons)

まるでブルックナー名指揮者一覧とでも言うべきリストです。下記の音源でみても、ノイマンの交響曲第1番、コンヴィチュニーの5番や8番、ブロムシュテットの4番や7番、マズアやシャイーの交響曲集(演奏は他楽団のものもありますが)などは優れた成果です。

→ブルックナー特集 これが名演 その4

http://shokkou3.blogspot.jp/2016/06/blog-post_1.html

 

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